意味:試合の決着がつかない、互角だ
この表現を知ったのは、中国語教室で定期的に開催されるボードゲーム会の最中、先生が何気なく言った次の一言だった。
上次我们打了一个平手。
最初は“píngshǒu”の漢字がすぐには思い浮かばず、先生に「“píngshǒu”って何ですか?」と質問した。
すると先生は、ホワイトボードに“打平手”と書いてくれた。
が、漢字が分かってもいまいちピンとこない私。字面だけ見ると、平手打ち・ビンタを連想してしまう。
首をかしげる私に、先生は「引き分け」のことだと教えてくれた。
“平píng”には「対等である、優劣がない」、“手shǒu”には「手段、やり方」「技」という意味がある。
おそらく“手”が等しいことから「引き分け」の意味になるのだろう。
ちなみに、日本語でも将棋用語で「駒落ちでない、双方が互角の手合」のことを平手(ひらて)と呼ぶらしい。
前回私たちは2チームに分かれてゲームをして、両チーム引き分けだった。
引き分けを表す中国語には“平局píngjú”もあるが、これは特に「(競技・将棋・囲碁などの)引き分け」を表し、主に一対一の勝負事で使われるそうだ。
私たちの場合はチーム戦で、しかもお遊びのゲームなので、“平局”よりも“平手”の方がふさわしい、ということだろう。
語彙が増えて嬉しい。
しかし…私が目指すのは引き分けではなく勝利のみだ。

とても勉強になります1
返信削除そう言っていただけて嬉しいです。励みになります!
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